非悪性腫瘍の緩和ケアハンドブック ―ALS(筋萎縮性側索硬化症)を中心に―

978-4-89013-475-5

D.オリバー、G.D.ボラシオ、D.ウォルシュ 編/中島 孝 監訳

B5判・上製・180ページ

発行年:2017年04月11日

ISBN:978-4-89013-475-5

定価:本体6,000円+税

在庫あり

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内容

本来の緩和ケアは不治の病でも諦めず、
適切なcareで症状を改善する全人的アプローチである。
世界で最も先進的な実践理論を呈示。

英国のセントクリストファーホスピスは、
世界で最も先進的なホスピス・緩和ケア施設であり、独自の研究・教育プログラムを行っている。

その創始者であるシシリー・ソンダースの指導を受けた執筆陣による、
筋萎縮性側索硬化症(ALS)をケースとした緩和ケアの基本図書。
ソンダース自身による序文も収録した。

人は病が治らなくても、たとえ死にいく過程であっても、
決して諦めたり、見棄てられたりすべきでなく、
適切なcareを組み合わせればどんな時にも症状は改善されるはずで、
そのための診療・教育・研究を行う事が重要である。

超高齢化時代の大学の医学部教育では治す(cure)ことに固執するのみの現代医学から、
治らない患者をこのような全人的なアプローチ法を使ってチームで診療する真髄も、
教え研究する段階に来ている。

 

 

【 主な読者対象 】
あらゆる科の専門医、家庭医、看護を含むすべての保健福祉医療系の学生とその医師・看護師・ホスピス関係者・作業療法士・理学療法士・言語聴覚士などコメディカルスタッフ。

 

【 目 次 】
1 筋萎縮性側索硬化症(ALS/MND):臨床神経学および神経生物学
2 緩和ケア
3 告知
4 症状のコントロール
5 心理社会的ケア
6 多専門職種ケア
7 ケアモデル
8 ALSの終末(ターミナル)期のケア
9 死別(ビリーブメント)
10 個人的な体験
11 将来

 

 

◇編
D. Oliver (オリバー) ケント大学医学生命学部
G.D. Borasio(ボラシオ) ルートヴィヒ‐マクシミリアン大学神経学際部門緩和ケアユニット
D. Walsh (ウォルシュ) オハイオ州立大学医学部内科学
◇監訳
中島 孝(ナカジマタカシ) 独立行政法人国立病院機構新潟病院 副院長

 

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